2014年8月7日
ANA(全日空)は、2014年8月7日よりボーイング社の最新航空機「B787-9」を世界で初めて定期便としての運航を開始しました。
8月4日には日米の小学生や報道関係者などを乗せた富士山や京都市付近を通過する約2時間の遊覧飛行で初めて乗客を乗せてのフライトを運航しました。
8月7日には、羽田-福岡線での初の商業フライトを開始。羽田-大阪伊丹線、羽田-松山線にも投入されました。現在のところ機材は初号機の1機で運航されています。今後は2014年度内に同機を3機受領予定で、内1機は国際線長距離仕様の予定です。
国内線仕様機は、プレミアムクラス18席、普通席377席の合計395席で従来のB787-8型機(335席)よりも60席多く、約1.2倍の輸送力となっています。
国際線仕様機は、B787-8型機の国際線長距離仕様機(169席)より46席多い 215席仕様となる予定です。
国内線のシートは、787-8型機と同じシートでプレミアムクラスのシートも同じタイプのものを使用しています。残念ながらJALの新しい国内線の新仕様機材「JAL SKY NEXT(JALスカイネクスト)」シートと比べるとインパクトがない印象です。
国際線は、シートプロダクトの詳細を決定次第発表するということですが、シートマップが公開されており、おそらくシート自体は従来型と同じになると予想されます。
現在ANA公式サイトでの予約画面では、従来のB787-8のプレミアムクラス搭載機が「78P」、今回の新型機が「789」という表示ですので予約の参考にしてください。